●退職金制度は必要

●会社への貢献度に見合ったポイント制退職金制度の導入

 (同時に評価制度の見直しも必要不可欠です)

次に実施することは、退職金の原資の運用方法です。運用方法は大きく2つあります。

1. 確定給付型(将来の受け取る金額を約束する方法)

2. 確定拠出型(毎月の掛け金を約束し、受けとれる額は原子の運用方法によって変わる方法)

どちらがいいでしょうか? 迷いますね。

確定給付と確定拠出の違い.jpg

上記のように「確定給付型」「確定拠出型」のどちらにもメリットとデメリットがあります。

ここ十数年の低金利政策ですと運用はままならないですから「確定給付型」を採用した企業は、退職金積み立て不足に頭を抱えています。

逆に、「確定拠出型」は、運用責任は会社にないので、リスクはありません。

但し、今後の経済状況が大きく変わって利回りが大きく好転すると「確定給付型」は、会社の退職金原資負担は抑えられます。

最終判断は、今後の経済情勢の読みと会社の判断で決定することになります。

あくまでも弊事務所の意見を述べさせていただくと、退職金の原資の運用というものは、長期視点で考えるものでありますので、安定的な運用を実施するところがいいと思います。

若干のデメリットは発生いたしますが、「中小企業退職金共済」などは、安定運用を実施しますので、長期視点で考えるとリスク度は低いと言えます。

■退職金制度は自社に合わないが、福利厚生視点から従業員の生活設計の場は提供したい!

■今後の労働力不足を考えると退職金制度は導入したい!

■そもそも退職金制度の前段階の「人事制度設計」「評価設計」をとりいれたい!

そんな会社様を弊事務所では、バックアップさせていただきます。

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