退職金制度作成フロー.jpg

退職金制度の設計は、上記の流れで実施します。

制度設計の肝は「貢献度に見合った制度設計」にあります。

例えば、入社時期は一緒でも、主任と部長では会社への貢献度が違いますよね。勤続年数ではなく、会社への貢献度が高い人ほど退職金を受け取る金額も多くなるのが成果主義、実績主義の観点からも普通です。

貢献度の高い人ほど受け取る退職金が多くなる『ポイント制退職金制度』の導入をおすすめします。

また、退職金が必要ないという結論に至った会社は、退職金原資を「賞与」に反映させる制度を設計する必要があります。賞与評価基準を設計し、従業員が納得する仕組みの構築は必須です。

さらに、若い世代は自分が働けなくなった時のことを考えることは少ないので、会社は将来の生活設計のバックアップする必要があります。

退職金がないということは、その原資を「今」に振り分けることですので、従業員自身が将来設計することになります。

公的年金だけで老後を生活するのは厳しい現状がありますので、そのことを理解してもらい「個人型401K」などの説明会などを実施し、今の報酬からいくら位を自分で積み立てて、将来はいくら受け取ることができるのか?を従業員自らが考える場の設定は必要です。

弊事務所では、生命保険会社や損害保険会社とパートナー契約をしておりますので、説明会を実施することが可能です。また、会社から生命保険会社や損害保険会社に連絡をしたら、無料で説明会等は実施してくれるでしょう。

「うちの会社は退職金がないから、個人で勝手にやってくれ!」というのは、あまりにも不親切ですので、考える場の提供は、総務・人事の観点からも必要になってきます。

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