PUNK社労士の夢日記〜Vo.99〜【標準報酬月額の改ざん】2008/9/24

目標設定.gif社会保険庁と会社ぐるみでの「厚生年金の標準報酬月額改ざん」が問題になっています。

社会保険庁職員が指南していたものも多数あるようです。その数が7万件近くあるようなので、開いた口がふさがりませんね。

今後、さらに「賞与届」などを調べていくと10万件以上に上るのではないでしょうか。

改めて社会保険事務所の体質の無茶苦茶ぶりが露呈されました。

かわいそうなのは、現在、社会保険事務所の窓口対応している若手職員です。自分が入所する以前の問題の対応に追われて、本来の業務がおぼつかないでしょう。

私も手続きで社会保険事務所には行きますが、来訪者に罵倒されている職員をよく目にします。

彼らの気持ちの中には「自分たちの上の世代がおこなった不始末の処理を何で自分たちがさせられているんだ!」という強い不信感もあるでしょう。

怖いのは、そういう気持ちを持ち続けながら、いざ、自分が上司の立場になったときに「いい仕事をしよう!」という向上心のあるモチベーションが保てるか?ということです。

おそらく、難しいでしょう。

社会保険事務所の解体は決まっていますが、大事なのは、失った職員たちの信頼も取り戻さなくては、新機構になっても国民の期待に答える「いい仕事」ができなくなる可能性が大ということです。

是非、OBも含めて不正に関与した人間は徹底的に洗い出して、国民はもちろん、現場で働く若手職員も納得感がでるような調査と厳罰を実施してほしいものです。

年金特別便には「標準報酬月額」が記載されていないので、この改ざん問題は近く露呈するであろうと思っていました。

次は「賞与届」ですね。

ご存じのように平成15年からは「賞与」に対しても社会保険料がかかってくることになりました。

毎月の標準報酬月額は正しく申請し、保険料を徴収していても「賞与」に関しては「賞与届の申告をしていない会社」「実際に支払った賞与よりも過小な金額での届け出を実施した会社」は、数多く存在するものと思います。

もちろん、過少に申告した賞与金額ですと、将来の年金額は減少します。

「賞与」の問題・・・すごく根っこが深く、近い将来に必ず問題は噴出します。

TVである社労士が「会社に入社したときに手続きを実施すると、標準報酬月額決定通知書が発行されるので、従業員の方の権利として見せてもらうことが大事です!」と言っていましたが、そんなことでは解決されません。

「仕組み作り」が必要です。

7月に算定基礎届を提出し、9月から新しい標準報酬月額が決まりますよね。

そのタイミングで事業所の社員ごとに「算定前1年間の標準報酬月額明細と賞与支払い時の社会保険料明細」を仕組みとして発行すべきです。

社会保険事務所の手間は増えますが、時期から考えると算定の時期に一括処理するのがベストでしょう。

そこまでしなくてはいけないのは、自分たちの責任ですので、信頼回復のために実施して欲しいですね。

枡添さん。新内閣で気持も新たに強いリーダーシップを発揮してください!!

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